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住職代理日記(17)~手術日の記録~

10月30日に受けた手術についてお伝えします。


10月30日朝8時30分、私(妻)と娘2人で病室をおとずれました。手術になるとこの病室には戻らずICUに入るので、荷物をまとめたり、子供達と話をしたりしながら、時間を過ごしました。
 9時前には手術用の身支度をし、安定剤を打ってもらい寝台に横になってその時が来るのを待ちました。
 9時30分、いよいよ出発の時です。両隣の入院患者さん方に送り出して頂き、部屋を後にしました。

(←病室を出発する前の子供達とのひととき。子供達からもらった手紙を読んでいます。)










 いよいよ手術室の前までやって来ました。子供達も、不安な気持ちを抑えて、懸命に笑顔をつくり、「お父さん!頑張って!!」と声を掛けました。その声に頷きながら、手術室へと入って行きました。
 お父さんの姿が見えなくなったとたん、子供達は涙がポロリ・・。
こらえていた物がわっと吹き出した様でした。このまま学校へ連れて行くにはちょっと気持ちが重くて辛そうだったので、子供達の大好きなホットケーキ♪を食べさせ、心が“ほっこり”したところで学校へ連れて行きました。

 手術は、まず人工心肺で脳や肺に血液が送られているのを確認し、心臓を止めて行われました。
 家族の待機部屋で待っているのは私ただ一人。勿論初めてのことで何をしていいのか判らず、取りあえず持ってきた単行本“がばいばあちゃん”(島田洋七著書)読んで待つことにしました。
  

 午後2時頃、私の友人が一人じゃ寂しいだろうと陣中見舞いに来てくれました。それまでの待ち時間はとても長~く長~く感じましたが、友人のお陰で後の時間はあっという間に過ぎていきました。

 午後3時頃、自宅から電話が入りました。なんでも下の娘が学校で38.2度の熱が出たとか!?事情をご存じの担任の先生が自宅まで送ってきて下さいました。さて、困った!!熱の出てる子を放っておくことは出来ないし、かといってこの場を離れることは出来ない。 どうしよう?・・。と思うまもなく、この場にいた友人が娘を病院に連れて行ってくれると言ってくれました。有り難い事でした。今回は素直に甘えさせて頂こうとおもいました。

 娘の事が一段落し、手術終了予定の時間が迫ってきました。
午後4時・・・。4時30分・・・。5時・・。また、長い長い時間がやってきました。まだかな・・。まだ終わらないのかな・・・。とその時、「奥さんですか?ICUへどうぞ。」と、声が掛かりました。

 午後5時20分。中へ入ってみると、住職は管をいっぱい付けたまま眠っていました。執刀医の先生が、「手術は成功しました。大きなトラブルもなく、出血も想定内の範囲で輸血もせずに済みました。」とおっしゃいました。そして驚いたのは、当初、人工弁はほぼ確実と言われていたのが、自己弁膜を温存し縫い合わせる事で何とか済んだと言うことです。術中のとっさの先生の判断で、弁膜を取り替えずに済んだこと、また、無事手術が成功したこと、本当に心から感謝致します。

 今回、多くの方から励ましのお言葉を頂きました。そんな皆様の思いが阿弥陀様の御心に届いたのだと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。有り難うございました。

 住職はこれからがまた大変ですが、ひと山越えてまずはひと安心ですので、じっくり焦らず良くなっていくことを願っています。
 

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